TABI-KYAKU 想いが旅する飛脚便

  
イベントで

アイルランド発?!親友の結婚式に贈る飛脚便

2017.10.20

親友の結婚式に、アイルランドからお祝いのメッセージを送りたい。お披露目会に届けた、飛脚事例です。

依頼者さま Aさん(30代男性)
受取人さま Aさんの親友
配達理由 アイルランドに住んでいて、日本にいる親友の結婚式にどうしても立ち会えない。そこで、少しでもお祝いの想いを伝えたい。
飛脚距離 25km(東京~千葉)

「どうしてもお祝いしたいんです!」

大学時代から、マブダチの友達が日本で結婚式をあげる。

依頼者Aさんはアイルランドに住んでいて、仕事の関係でどうしても
帰国することができない。

LINEやSNSでメッセージを送るのも、
簡易的だし、ちょっと。。。というところから飛脚便に依頼があった。

「同じように、参列したくてもできない人たちの手紙も一緒に届けてあげてほしい。」

自分のように海外や地方に住んでいて、物理的に参列できない人や、
仕事の理由でどうしても式に参列できない人がいると思う。

もし、そんな自分と同じ境遇の人たちがいたら、ぜひ一緒に想いを
届けてきてやってくれないかという相談を受けた。

なんて友達想いの人なんだ。。

テレビ会議での打合せの結果、アイルランドからは郵送で日本へ手紙を送る。
その後日本にいる友人たちの手紙をかき集めて、二次会会場にサプライズ配達を
するということになった。

アイルランドに行けるとウキウキしていたのだが、
時にこういうときもある。笑)残念!

二次会の幹事の方と一緒にサプライズ企画!

概要が決まったところで、二次会の幹事の方に連絡を取って、協力をお願いした。

幹事の方は二次会の参加リストや当日の進行など全て把握していて、
実際にお会いすると大歓迎してくれた。むしろ催し物に困っていたようだ。笑
最終的に、演出時間20分間の確保と参加不参加リストを共有してもらった。

その後、 江戸時代の飛脚ではありえないが、
SNSをフル活用し、新郎と新婦の親友の両方に声をかけてまわった。
ここは現代の飛脚。使えるものは使わせていただきます。笑

みなさんには、依頼背景や想いを皆に共有させていただき、
結果10人ほどのご友人たちが集まってくれた。

主に東京都在住で、先約がありどうしても家族や仕事の都合で参加できない。
という人から、地方に住んでいて、駆けつけることができない。
という人まで、想いを託していただいた。

ゴールはディズニーリゾートホテル!待ち合わせをして、手紙とビデオレターを回収する。

アイルランドからの手紙やビデオレターも届き、いよいよ残りのご友人のもとへ伺う。

はじめましての方もいるので、緊張の面持ちで集合場所へ走る。

ファーストリアクションは皆、お祭り男だと勘違いする。笑)
なので、きちんと説明させていただき、一枚、二枚と手紙が増えていく。

参加者80人!緊張が走る、登場の瞬間。

今回、会場には新郎新婦の学生時代からの親友たちが立食パーティーをしている。
そこに、司会の方が「スクリーンをご覧ください」と声をかける。

ドキドキ。

いよいよだ。聞き覚えのあるBGMが流れる。会場の中からは「なんだなんだ」とざわつく声。
そう今回は、手紙を集めて届くまでの軌跡を初めに、会場へ流してもらう。次第に見覚えのある人と景色がうつっていく。

ドキドキ。ドキドキ。

最後に二次会会場の扉をあげる映像が流れ、BGMが終わる。 (前乗りして、式場のスタッフさんと一緒に撮影させていただきました。笑

ドキドキ。ドキドキ。ドキドキ。

さぁいよいよだ。

「飛脚便でーす!」

会場の一番奥で待つ新郎新婦まで、声が届くように声を張り上げて入場。
緊張の瞬間だ。

「えーー!今映ってた人やぁ!え。なになに!?」 拍手と共に歓迎される。

第一段階クリア。

かと思ったら、トラブル発生!! 新郎新婦がいない?!立食パーティーで人が行ったり来たりする中、一瞬迷子になる。

会場にいた優しいご友人のフォローもあり、無事新郎新婦の前へ。

とても華やかな2人を前にして、飛脚声をあげる。「ご結婚おめでとうございます!今回、ご友人の方々からどうしてもお祝いをしたいということで、お手紙を届けにまいりました!」

新郎と新婦「びっくりしたよ!何々是非見せて!」

飛脚特製の木でできたお手紙ボックスを披露する。

そして司会の方がマイクを入れてくれる「それでは、新郎よりお手紙をどれか一通お読みいただきましょう!」

新郎は木箱を手に取り、一番上に入れておいた、アイルランドからの面白おかしい手紙を朗読する。 会場内には笑いがおこる。

飛脚からのサプライズをプレゼント♪

今回、アイルランドから走れなかった分、むずむずしていた。そこで、ひねり出した自分なりの演出がこちら。

会場までの道のりをGPSで記録し、お祝いの気持ちを表現してみました。

最後のはらいは、物理的にできなかった。無念。笑)

新郎新婦そして、会場全体が少しでも楽しい気持ちになってくれたかな? そんな会場の雰囲気をあとに、次の配達へ行ってきます。と言い残し会場をあとにする。

その後、司会の方が新郎新婦から質問攻めにあっていたようだ。笑)ごめんなさい。

そんなこんなで無事配達終了! 配送の様子を映像にまとめ、協力してくださった皆さんと新郎新婦にプレゼントさせていただきました。

配送を終えて。。。

実は、とても素敵な裏話があります。
それは、今回依頼してくれたアイルランドのAさんは、1年前飛脚便の受取人でした。
そして、その時の依頼者が今回結婚を迎えた新郎なのです。
その時の依頼は、大学時代の親友が夢を追ってアイルランドに旅たつという噂を聞きつけ、
応援のメッセージを送りたい!ということで当時の友人たちを巡って、ビデオレターと手紙をお届けしたのです。

そんな素敵な場へ居合わせることができ、私はとても幸せです。本当にありがとうございました。

これらは飛脚便の目指す理想像に近いです。
我々は「大切な人を思い出すきっかけ」を同時に作っています。

人と人との繋がりは、
今までの感謝の体験が大きく影響していることが多いです。

ですが、普段忙しくて、交友関係も変わっていき、
昔持っていた感謝の気持ち、言えなかった気持ちが時間と共に薄れていき、
大切な人との関係が疎遠になっていく。

そこで、
我々は想いを伝えるという行動を、飛脚便という表現で行い、
時には直接、時には共通の想いを持った方を巻き込んで届けます。

そうすることで、
飛脚便に関わる全ての人たちが、この体験をきっかけに、
1秒でも自分にとって大切な人を思い出す。そんな時間がつくれたら幸いです。

デジタル化が進み、いつでもどこでも誰とでも連絡がとれる時代だからこそ、
伝えにくい想いがあるのかもしれません。

これからも泥臭く、想いを運んで行こうと思います。

人との繋がりに感謝。

受取人(ご新郎さま)より飛脚便の感想

増田さん

本当にありがとう。

突然、飛脚が現れてびっくりしたよ!笑)最近あってない友達からもメッセージがあって、本当嬉しかったよ。そして妻の友人まで届けてくれて、とても喜んでいたよ。

この仕事は本当素敵だね。ありがとう。